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さぎょいぷ とは?
作業しながらするSkype(スカイプ)→作業+スカイプ→さぎょいぷ
今は『作業しながら通話すること』という意味で使われることが多くなってきて、Skype以外のアプリ使っててもさぎょいぷって言います。
1:1でやるものから複数人以上のグループでやるものまで。
多くは特定の仲間内でやるものです。Twitterのフォロワーとか。
確か無料通話サービスがSkypeくらいしかなかったころ(LINEとかなかった時代)に、絵師たちが使い出したと思う。たぶんだけど。
線画とか下塗りとかやってると途中で飽きてくるから、集中できなくなってきて、他のことしちゃうから作業が進まない…。
だからサボってたら注意してもらえて、ついでに話し相手になって貰えたら気が紛れるじゃん~! っていうのがさぎょいぷの始まり、のはずです。違ったらごめん。
ちなみにLINEがない時代って無料通話とかグループ通話できるのSkypeくらいしかなかった。その頃だとYahooメッセンジャーかSkypeの二択だった…よね?
『(無料の)通話=スカイプ』っていう認識だったよ。少なくともわたしは。
さぎょいぷ内容は人それぞれ
さぎょいぷでやることは、基本的にはその名の通り『通話しながら作業をする』だけ。
でもそうじゃない人も居るので、思いつく限り挙げてみると…
- 雑談を交えながら作業をするタイプ
- 友達の作業に付き合って雑談要員になるタイプ
- なんとなく雑談して暇つぶしするタイプ
- 憧れの絵師/字書きと話したいタイプ
- 無言で何してるかわからないタイプ
- 気付いたらお風呂入ってるタイプ
って感じで色んなタイプが居て、さぎょいぷに求めてるものや内容が人それぞれ違います。
無言の人は何のためにさぎょいぷしてるの?
無言の人は繋がってればOK、通話が繋がってるだけでなんとなく集中できたり、安心できるからやってることが多いかも。
寝落ち通話してるときみたいな安心感が欲しくて繋げていたいけど、自分が喋ると集中できないから無言、みたいな。
無言タイプは、相手がどれだけ喋ってても大丈夫なタイプと、相手がうるさすぎるとダメなタイプがいます。
逆に無言(沈黙)の時間が気まずいから苦手な人、好きで無言になってるわけじゃない単なるコミュ障の人なども居るので、それぞれ自分に合った相手とさぎょいぷしましょう。
ちなみに普段よく喋る人が無言になったときは、漫画読んでるかゲームしてるか寝ていることが多いので、素早く察知して活を入れる必要があります。
初めてでもすぐできる、さぎょいぷのやり方
簡単なさぎょいぷのやり方と最低限必要なもの
さぎょいぷに最低限必要なものは3つだけ。
- 無料通話アプリをダウンロードしたスマホ
- さぎょいぷする相手
- さぎょいぷする相手の連絡先
以上です。
スマホはAndroid、iPhoneどちらも同じ無料通話アプリなので、どちらを持っていても大丈夫です。
ぶっちゃけ使えればiPadなどのタブレットでも大丈夫だし、パソコンでもできます。
あとは、さぎょいぷ相手と連絡先を交換して通話するだけ。おわり。
複数人でやるならグループ通話にするだけ。おわり。
スマホの場合、イヤホンかスピーカーでハンズフリー通話にするのがポイントです。手持ちだと手が塞がるので。
さぎょいぷに使える無料通話アプリたち
世の中にはたくさんの無料通話アプリがあるけれど、その中でもよく使われているもの、おすすめしたいものを3つに絞って紹介します。
わたしのイチオシ、今から使いたい:Discord
略称「ディスコ」。軽くて多機能なのでさぎょいぷするならディスコを使ってみてほしい…!
メリット
- アカウントが複数作れる
- パソコンからの通話がしやすい
- アプリの動作が軽い
- 多機能、特に音声まわりの機能が便利
デメリット
- 使ってる人が少ない
- 使い方がわかりにくい
グループ通話している時に1人だけ声が大きい、小さいというのを解消してくれる機能がとても便利。
他にはない「サーバー」という仕組みが特殊で難しいかもしれないけど、これも慣れたらとても便利な機能です。
このサイトを見れば最低限の使い方はわかるはず。
https://app.famitsu.com/20181102_1369407/
こっちは公式のヘルプ。半分くらいネタ。おもしろい。
https://support.discordapp.com/hc/ja
入れておくと無難、メジャーなアプリ:Skype
メリット
- アカウントが複数作れる
- パソコンからの通話がしやすい
- 使ってる人が多い
デメリット
- セキュリティ面が心配
- アプリが重くて使いにくい
- 使い方がわかりにくい
今でもメジャーなアプリなので書いたけど、わたしはセキュリティ面が不安なのであまりオススメできない…。
今まで使ってきてるなら使い続けてもいいけど、新しく使うなら避けたい、という感じ。
仲のいい人とやるなら、みんな入ってる:LINE
メリット
- すでに友達なら連絡先交換不要
- 使い慣れてるから操作がカンタン
デメリット
- 1個しかアカウントが作れない
- リアルで使ってることが多いから、ネット上で知り合った人に教えるのは個人情報とか心配
グループ通話にも対応したので複数人でのさぎょいぷも可能に。
一応パソコンからも使えるけど重いし、もともとがパソコン通話向けに作られてる他2つと比べると機能面で劣ります。身内向けってかんじ。
基本は好きなものをダウンロードして使えばいいと思うけど、相手も同じものを使っていないと通話ができないので、最終的には相手に合わせて使い分ける必要があります。
この3つは、さぎょいぷする人ならどれかは使ってるはず。
さぎょいぷする時にあったら便利なもの
基本的には何も要らないけど、あれば便利だと思うものをまとめておくので、必要に応じて使ったり買ったりしてください。
スマホでさぎょいぷするなら…
- マイク付きイヤホン
iPhoneなら買った時についてくるのを使えばOK。 - 充電しながらイヤホンが挿せるやつ
イヤホンしてると充電できないので。充電するときだけスピーカーにするか、さぎょいぷを諦めるならこれは必要ないです。
パソコンでさぎょいぷするなら…
- マイク
ノートパソコンでマイク付きのやつがあるけど大体音質が悪い…ので、安いので良いからマイクは買ったほうがいいです。 - イヤホン、ヘッドホン
パソコンのスピーカーから垂れ流すとマイクが音を拾うので、通話するときは必須。
これはなくてもいい、人による
- ヘッドセット
コールセンターのオペーレーターさんがしてるみたいな、ヘッドホンとマイクが合体してるやつ。ヘッドホンすると耳が痛くなる人は避けたほうがいいかも。マイクとヘッドホンを買わずに1個で済ませたい人向け。 - WEBカメラ
顔とか手元をうつしたい人向け。アナログで絵を描いてて相手に見せるとか…あまりさぎょいぷ向けではない…
自分のタイプに合ったさぎょいぷ相手の探し方
さぎょいぷができるようになったら、相手を探しましょう。
色んなタイプの人が色んな目的でさぎょいぷをやっているので、自分のタイプに合ったさぎょいぷ相手を探さないといけません。
常に喋りながら作業したいタイプと、相手がうるさいと作業できないタイプが一緒にさぎょいぷすると裏垢が荒れるだけなので…。
最初は友達や知り合いの中から探す
理由は「はじめましての相手だと気を遣って話そうとして作業に集中できないから」。
お名前なんて言うんですか? 何の作業されるんですか? 今度のイベント用のビーズアクセサリー作ってるんですね、すごい~。どんなのか気になります~。え、これかわいい~って気付いたら相手は「こんなのです~」って作品の写真送ってきてるし、自分はそれ見てるからね。
なのである程度は相手の情報がわかっているとスムーズです。
さぎょいぷする友達が思い当たらなかった人は全て忘れてください。次へ行きましょう。
Twitterでさぎょいぷ友達を募集をする
友達が居ない! さぎょいぷ友達欲しい! 探しにいくしかない!
絵や文を書くオタクは大体Twitter使ってるから(たぶん)、Twitterで探しましょう。
ただ誰でもいいや~って探すと後でつらい思いをすることがあるので、気をつけたい点をまとめておきます。
自分と同じような作業をする人を探す
絵描きなら絵描き、文字書きなら文字書きでなるべく探したいところ。
わたしの経験上、絵描きは喋ってても作業に支障はないけど、文字書きは喋ってる時間が長いと誤字が増えるか、作業が止まっていることが多いです。
あとはコスプレイヤーとさぎょいぷすると、たまに「壁を破壊してるのか?」って音が聞こえてくる。楽しく聞ける人はいいけど、雑音にしか感じない人もいると思うから注意したほうがいいかも。
同じ作業内容の相手だとそのへん気を使わなくていいし、とっさに会話に混ざる専門用語、俗語などの共通認識的にも良いです。
絵師「あー、くそ、レイヤー間違えたわ」
コスプレイヤー(えっ…誰のこと言ってるんだろう…)
みたいなことも起きません。
意味がわからない人は見なかったことにしてください。次へ行きましょう。
お互いの作業の邪魔にならないタイプの人を探す
「喋りたいのに相手が無言…話す気ないの?」
「相手がうるさすぎて集中できない…邪魔だなぁ」
こうなることは防がねばならない、絶対に。
たくさん喋って欲しい人、たまに喋って欲しい人、自分が求めてるタイプの人を探したほうがいいのはもちろん、自分がどういうタイプかも大体でいいからハッキリさせておいたほうがいいと思います。
推しジャンル、推しCPが同じ人を探す
というか気にするべき点はぶっちゃけ『地雷かどうか』。
地雷ある人は募集するときに提示しておいたほうが自衛できるし、地雷ない人は気付かないうちに地雷を踏み抜いているという事故も防げる。…かもしれない。
あとは同じジャンル好きだと親近感わくし、同じCP好きだと仲間感あるし、いま同じジャンルの本の原稿してます~なんてことになったりして、推しCPのオンリーが今度あるので新刊を~、私も来月オンリーあるんですよね~………それ…同じイベントでは…? っていうラッキーも起きるかもしれません。
以上のことを踏まえて、さぎょいぷ仲間を探しましょう。
さぎょいぷ仲間を探したい人のためにテンプレートを作っておいたので、ご自由にお使いください。改変も再配布もご自由にどうぞ。デコっちゃって~
もっといいのを作ったよ! デザイン可愛くしたよ! って人はそれを使っても大丈夫です。もし紹介してもよければ教えてください。
Twitterで「#さぎょいぷ募集」とかタグあったと思うので、それつけてツイートしたらいいかなと思います。
今すぐにさぎょいぷしたい人は、先人たちが作ってくださった『さぎょいぷ募集テンプレート』っていうのがあるので、そちらで募集ツイートすると良いと思います。