私は人間関係が苦手なのでほとんどの時間を自宅で過ごしています。
マイペースにのびのび暮らしているのでストレスとは無縁かと思いきや、案外気付かぬうちにストレスは溜まっているようです。
ストレスが溜まると寝付きが悪くなったり、体調を悪くしたり、気分が落ち込んでしまってやる気を無くしてしまったり…。
そういったことを防ぐためにストレス管理は重要…と、わかっていても忘れがちです。
今回は私が普段実践しているストレス管理について、忘れないように書き留めておきます。
ストレスの種類と認識、対策
私が日常生活でストレスを感じる事と、そのストレスを軽減する方法を挙げてみます。
外出や社交活動が苦手で、人混みや他人との会話がストレスになる。
買い物や病院なども疲れるのでできる限り行かなくていいようにまとめて行くようにしたり、「ここなら比較的疲れにくいな」と思う場所を選ぶようにしています。
体が弱く病気がちで、健康上の心配や身体的な制約を感じてストレスになる。
体調のせいで予定が狂うことが多いので予約制の美容院や病院を避けています。
また、「最低限のやること以外は全部後回しにしてもいい」という考えを持つようにして、体調が悪いときは大人しく療養するようにしています。
気が散りやすい性格で、思ったとおりに家事やタスクがこなせずストレスになる。
洗濯機を回している途中で他のことに気を取られて干すのを忘れていることも…。
なるべく気が散る原因になりそうなものに近づかないようにしたり、忘れても「もう一回洗えばいいや!」と思うようにしています。
HSP傾向(外部刺激や感情の過敏さ)からくる過負荷がストレスになる。
聴覚過敏と感覚過敏が強く、特にイレギュラーな物音(工事やサイレンの音など)にストレスを感じやすいです。
肌触りが気に入らない服や少しズレてしまった下着や靴下なども、直すか脱ぐまでずっと気になり続けます…。
聴覚に関してはイヤフォンで音楽を聞いて雑音を紛らわせたり、イヤフォンを耳栓代わりにしています。
身につけるものは肌触りや着心地を重視して、気に入らなければたとえ1回しか着ていなくても処分しています。
このように自分自身のストレスを認識し、どのような要因によって引き起こされているかを理解することで、ストレスを軽減するための最適な方法を考えることができます。
ストレスを感じにくくリラックスできる環境づくり
長時間過ごす自宅だからこそ、リラックスできるように心地よい空間や環境を整えることでストレスを軽減して、心も体も休める場所にします。
物の数を最小限に抑える
不要な物を断捨離してスッキリとした空間を作ると、目から入るノイズが減るし掃除もしやすくなって家事の負担が減り、物の管理も楽になります。
不要なものは可能であればメルカリやリサイクルショップで売りますが、面倒だったり他人とやり取りしなければならない点で精神的ハードルが高めなので、私の場合は身内に譲るか、よほど売値が高いものでなければ処分するようにして長期間手元に残さないようにしています。
ミニマリストの人のブログやSNSを見ると物を減らすコツが書かれているので参考にしています。
収納を工夫する
同じグループのものは同じ場所、よく使う場所や関連する場所、ということを意識して物を置くようにしつつ、取り出すときも収納するときも負荷がかからないように、誰にでも探しやすく取り出しやすい収納を心がけています。
そのおかげか大雑把な性格の同居人に物の場所を聞かれることも、物を出しっぱなしにされることも滅多にありません。
色や素材が統一されたインテリア
インテリアはシンプルで落ち着いた色や素材のもので統一することで、目から入るノイズを減らしてストレスを感じにくくしています。
ただ無地、モノトーンだけの部屋だと無機質で心細いような気持ちになったので、見ていて落ち着く絵画やアートパネルで気に入ったものがあれば飾るようになりました。
自然光や照明を工夫する
日中は太陽の光をたくさん取り込みたいので薄地のカーテンを使っています。
夜はなるべく柔らかいオレンジ色の間接照明を使うようにして、眠りを妨げずリラックスできるように工夫しています。
プライベートなスペースの確保
私は1人の時間がないとしんどくなってしまうので自宅内に自分だけのプライベートなスペースを確保できるようにしています。
1LDKで2人暮らしなので普段はLDKで過ごし、1人でなりたいときは家族にそのことを伝えてから別の部屋にこもります。
寝具も持ち運びしやすい物を選び、その時の気分に合わせて寝る場所を変えています。
自宅でできるストレス解消法
なるべくストレスを溜めないように気をつけていても、気付かぬうちにストレスは溜まってしまうもの。
溜まったストレスは爆発する前に解消したい…。
ここでは私が普段実践している自宅でできるストレス解消法をいくつかあげてみます。
リラックスできる音楽を聴く
YouTubeの動画をBGMにしたり好きな音楽を聴いたりします。
ジャズ系のカフェミュージックや、ボーカルのないゲームBGMがお気に入りです。
深呼吸する
ストレスが溜まっている時は呼吸が浅くなっていることが多いので、意識的にゆっくりと深呼吸をします。どんな状況でもできるのがいいところ。
読書
読書している間は本の内容で頭がいっぱいになり、他のことを考えにくくなるのを利用して気分を切り替えます。なるべく暗い内容の本を選ばないのがポイントです。
体を動かす
スポーツや筋トレでなくても、念入りに掃除をするなど無理のない範囲で身体を動かしています。
余裕があれば散歩をします。日光浴できるし腰痛にもいいです。
ペットや動物と触れ合う
私は飼っているインコと遊んだり眺めたりして癒されています。
実際に触れなくても、例えば猫の写真や動画を見るだけでもストレスが軽減されるそうです。
睡眠
何もやる気が起きないくらいストレスが溜まっている時は、実際に身体が疲れていることが多いです。寝ている間はストレスを感じることもありません。横になっているだけでも疲れはとれますが、そのことに罪悪感を持たないようにするのがとても重要です。
深呼吸以外の方法は状況によってはできなかったり、やりたくないこともあります。そういうときは無理にやろうとせず、出来るようになるまでぼーっと待つのもひとつの手です。
まとめ
自宅で過ごす時間が多い場合でも、ストレスは溜まりやすいもの。
自分がどんなことにストレスを感じるのかを把握しておけば、回避したり軽減したりと対策を立てることができます。
また、ストレスを溜めにくいリラックスできる環境づくりや自宅で簡単にできるストレス解消法も有効です。
自分に合った方法を探りながら、心身の健康を保つためにストレス管理に取り組んでいきたいと思います。
記事サムネイル:Unsplash / Nati Melnychuk